報告

　アキヒトの生前退位発言から続いた皇室大フィーバー報道も、退位、即位儀式を経て、11月に行われる大嘗祭までしばし休息か、メディアの加熱報道は現在吉本興業の話題で持ち切りだ。 　ナルヒトが新天皇になった直後は、皇室祭祀や儀式に続き、トランプ米大統領との会談のような「外交」や晩餐会の模様を、新皇后マサコも同時に持ち上げる新天皇夫婦賛美報道が続いた。 　さらに国会や地方議会では「即位を祝う賀詞」があげられるなど秋にむけ翼賛体制が進められている。

5月1日、徳仁が天皇となり、新天皇賛美がさまざまな方面から行われています。 皇室祭祀や儀式に続き、トランプとの会談のような皇室「外交」が行なわれました。さらに国会や地方議会では「即位を祝う賀詞」なるものがあげられるなど、この秋の即位礼や大嘗祭などの儀式に向けて、翼賛体制が進められようとしています。

4月29日に「代替わりを機に天皇制を考える あいちネットワーク」によって名古屋で開催された「天皇代替わりに異議あり！集会」の報告が届いています。 なお、愛知では、愛知県森林公園において、6月2日に全国植樹祭という天皇制イベントが開催される予定で、これには徳仁と雅子が登場すると思われます。

5月1日に静岡で行われた集会の報告が「天皇制を考える会・静岡」から届いています。

反天WEEK最終日、街が新天皇奉祝ムードに覆われる中で、これを批判し異議を投げかける銀座デモで第1ステージの幕を閉じました。参加者は、どんどん増えて500人に。「日の丸」と「令和」に飾られた銀座通りを、おっちんズの「天皇制はいらないよ」「元号やめよう」の歌声とともに「終わりにしよう天皇制」「私たちは祝わない」と声を響かせました。

小雨がぱらつき、右翼団体が攻撃を仕掛け、警察の設置した仕切りの中で、予定していたリーフレットやチラシの配布などはとうていできない不十分な体制での情宣行動となりましたが、それにひるむことなどなく、交代でマイクを持ち、天皇制への批判をさまざまな方面から訴えていくことができました。