天皇制弾圧ゆるさず 11・14 大嘗祭反対ナイトイベントへ! みんなあつまれ~!

 11 月 14 日には、天皇が「皇祖神アマテラス」と共食するという最重要の宗教儀式「大嘗祭」が皇居で夜を徹して行うことが予定されています。一晩の儀式のために 27 億円もの税金をつかって、天皇の神格化をもくろむ政教分離違反の宗教儀式が行われようとしています。

 おわてんねっとは、この大嘗祭に抗議する
ナイトイベント「大嘗祭反対!@トーキョーステーション」
11月14日18:30~ 東京駅前丸の内駅前広場で行います!
天皇制弾圧をはねかえし、「終わりにしよう天皇制!」の声をもっともっと!
なかまたち! 引くなー、押せ 押せ!

 宴会だのパレードだの宗教儀式だの、そんな天皇イベントは許さない! どれもこれも、みんなまっぴらごめんだ!

 即位礼や大嘗祭が、歴史的な根拠を持っていて伝統のある必須の儀式だなどというのは、まったくの大嘘です。地位や権力をめぐって、内紛や内乱を引き起こしたり、あるいは争いに加担して騒動を拡大したりと、たび重なる災いをもたらしてきた天皇や貴族は、「代替わり」を繰り返すうちに、中世・室町時代の「応仁の乱」時期からは独自の経済的基盤すら衰退し、少なくとも二百数十年にわたり大嘗祭を挙行することなどとうていできませんでした。

 近世になり中国の事例をもとにやっと失われていた儀式を「復活」させ、近代になって欧米の帝国主義国家の儀式をも翻案し、それまでの仏教的要素を削除することで、初めて即位大嘗祭の儀式群が成立したのでした。
 30年前に実施された即位大嘗祭の儀式は、現在の法制下では根拠を持たない「明治」期につくり出された「登極令」を引っぱり出して、これが「伝統」だと騙るものでした。今回もまた、前回を踏襲すると称して、30年前に類する儀式がなされています。
 どれほど大げさに宣伝されようとも、「大嘗祭」が意味あるもの価値あるものだなどと信じこまされるわけにはいきません。

 

大嘗祭反対行動