10月22日の新橋から銀座を貫いた「東京戒厳令を打ち破れ！10・22 即位式反対デモ」は、同じコースで実施した5月1日の行動を上回るのではないかと思われるほどの参加者が結集し、500名以上でデモを貫きました。これに対し、警備の警察はとりわけデモの列の最後尾に向けて、激しい弾圧を行ない続け、混乱を引き起こして参加者から3名を引きずり出して不当な逮捕を行いました。
私たちは決してこれを許さない！ これに対する救援会がすでに立ち上がっています。
10月22日は、朝から警察の厳戒と翼賛メディア総動員の態勢であり、これに憤りを感じた人たちが、集会場に続々と詰めかけ、開始時刻のずっと前に会場はいっぱいになりました。
この日の集会に向け、私たち「おわてんねっと」は、天皇制に対するごく普通の疑問や怒りを、そのままに参加者で共有していこうという方針で準備しました。
Twitterで私的なスタンスを維持しながら天皇制への怒りをつぶやき続けてきた人、女性が女性であることにより社会でさまざまな強要を受けることから天皇制の女性差別システムの意味を問い続ける人、「表現の不自由展」への弾圧を批判してスタンディングを続けた人など、「大文字」の「肩書」など必要としないで自分の主張を貫いてきた、ごくごくふつうの人たちに集会への発言を依頼しました。
そして、その発言はいずれも重く、熱く、参加者の心を揺さぶるものばかりでした。デモに出発する直前の、発言者それぞれに短い時間しか確保できなかった集会でしたが、これらの発言を受け、私たちのこの日の行動への気持ちはより強く、決意も固められていったと思います。
新橋の雑居ビルの前でデモの列をつくったとき、5月1日もそうでしたが、集会場に入れずに近くで待機していた人たちがどんどん加わってゆき、私たち主催者（や、警備の警察までも）が驚くほど、集会場にいた人たちの2倍以上に人数は膨れ上がりました。
5月そして8月と、このところ悪天候ばかりの私たちの行動ですが、天皇の即位礼が行なわれたときには降り続いていた冷たい雨も、デモの出発時にはやんで、意気も高らかに、これまでで最大の結集を得て行動に出発しました。
即位礼も大嘗祭も憲法違反だ！
天皇即位式に反対しよう！
即位パレードを中止にさせよう！
東京戒厳令を吹っ飛ばそう！
天皇いらない いますぐ辞めろ 終わりにしよう天皇制
天皇行事はいますぐやめろ 終わりにしよう天皇制
パレード延期でごまかすな
即位のパレード 宴会やめろ 終わりにしよう天皇制
国家の宗教は憲法違反 憲法違反の皇室神道
儀式の強制は憲法違反 祝いの強要は憲法違反
即位の礼を認めない 大嘗祭をさせないぞ
天皇いらない いますぐ辞めろ 終わりにしよう天皇制
身分差別の天皇制 世襲の特権天皇制 女性差別の天皇制
民族差別の天皇制 平等を壊す天皇制 ヘイトの象徴 天皇制
差別だらけのこの社会 差別の中心天皇制
天皇いらない いますぐ辞めろ 終わりにしよう天皇制
歴史偽造の天皇制 ウソで固めた天皇制 暴力抑圧ゆるさない
警察 軍隊 右翼やカルト 戒厳体制やめさせよう
天皇皇室賛美をやめろ 日の丸君が代まっぴらごめん
敬語をやめろ忖度するな 自由な表現つらぬこう
今こそ実現民主主義 終わりにしよう天皇制