終わりにしよう天皇制!反天WEEK 4/29立川行動

4月29日(月) 反「昭和の日」立川デモ
 ●緑町公園(立川駅からモノレール下歩道を北上10分・IKEA向かい)
 ●13:15開始/14:00デモ出発
 ★ヒロヒトの侵略責任を忘れない!
 ★昭和天皇記念館(立川)を閉館へ!
 共催:立川自衛隊監視テント村

昭和天皇裕仁は、それまでの大日本帝国によるアジア侵略をさらに拡大し、アジア・太平洋戦争を引き起こしました。この戦争による死者は、「日本人」の軍人軍属だけで230万人、国内外での民間人の死者をあわせると300万人以上、さらにアジア各地で2000万人以上の死者をもたらしました。裕仁は、アメリカの東アジアへの軍事・政治戦略により、戦後も戦争責任を問われることなく支配をながらえました。そればかりか、その後も米軍に基地を提供し、沖縄を米軍の支配下に売り渡しました。

4月29日は、裕仁の誕生日だったのですが、そんな日が、「昭和の日」という名目で、「国民の祝日」ということになっています。

この日の行動には、各地からたくさんの人が参加してくれました。緑町公園での集会では、参加者からとても内容の濃い発言をうけることができました。

まず、あきるので雑誌『戦争と性』を発行する仲間から、 「天皇タブー、議論もしない風潮を打破したい。そういう気持ちで雑誌で天皇制特集をだした」と発言。
次に、国立でDV被害者などの支援に関わる仲間から、 「虐待などをみても、女性の被害者が加害者にもなる構造がある。全体の差別構造を捉え批判するのが大事。天皇制は差別分断の上に『融和』をはかる仕組み。小さな現場のなかでも天皇制のことを考え批判していきたい」
国立に実家がある仲間からは、 「天皇制の最大の問題は上からの国民統合。私たちが生きることをそんな風にまとめられてはたまらない。」
さらに、在日三世のジェンダー論研究者の仲間から、 「朝鮮の解放には、天皇制からの脱却がかかせない。日帝の天皇制支配の歴史は、現在まで大きな影響がある。在日の人々にとっては日の丸君が代天皇制が登場する場は大きな痛みがある。」
最後に、立川テント村の仲間から、 「テント村は、自衛隊基地と天皇制の結合する立川で闘ってきた。やはり天皇制の本質は、国民一体化による戦争へのイデオロギー的結合だ。これからも力を合わせて、天皇制を打倒しよう。」とのアピールがなされました。デモの参加者は150名でした。

こちらにも写真があります(©mkimpo.com)